Googleサーチコンソールでできること|「検索で見つけてもらえない」を抜け出す第一歩


広告を止めると問い合わせもぱったり、というお悩みはありませんか?



まさにそうなんです…。広告をずっと出し続けないといけないのかと不安で。



検索から自然に見つけてもらう流れを育てると、その不安は減らせます。まずはサーチコンソールで「見つけられ方」を見てみましょう。



サーチコンソール…?それを使うと、何が分かるんですか?
Googleサーチコンソールは無料で使えるツールです。利用者がどんな言葉で検索してサイトにたどり着いたか、検索結果に何回表示されクリックされたか、そもそもGoogleにページが載っているかが分かります。これにより「検索で見つけてもらえているか分からない」状態を抜け出し、広告費に依存しない検索集客を、勘ではなくデータで育てられます。サイト訪問後を見るGA4と前後で対になる、集客の土台です。
はじめに
「広告を出している間は問い合わせが来るけれど、止めたとたんにぱったり止まる」「そもそも、自分のお店やサービスが検索でちゃんと見つけてもらえているのか分からない」。事業を運営されている方から、こうした不安をよくうかがいます。
広告は即効性がある一方で、出し続けないと流入が止まる”蛇口”のようなものです。対して、検索から自然に見つけてもらえる流れ(無料集客)は、一度育てば広告費をかけずに人を呼び続けてくれます。その「検索での見つけられ方」を知るための無料ツールが、Googleサーチコンソール(通称サチコ)です。実際、ホームページ制作のご相談でも、検索からの集客を一度も確かめないまま広告だけを続けていた、という方は少なくありません。
この記事では、サーチコンソールという言葉を初めて聞く方に向けて、難しい設定の話は抜きにして解説します。「何が見えて、その結果ビジネスがどう良くなるのか」を、できるだけ身近な例えでお伝えします。
Googleサーチコンソールとは?「検索という大通りの”看板”の見え方」が分かる道具


サーチコンソールを一言でいうと、Google検索という大通りに出したあなたのお店の「看板」が、通行人にどう見えているかを教えてくれる無料ツールです。
お店を大通りに構えたとします。気になるのは「看板を見て何人が立ち止まったか」「どんな目的の人が通りかかっているか」「そもそも看板が見える場所に立てられているか」でしょう。検索でいえば、看板はあなたのページ、通行人は検索している人たちにあたります。
ところが、普通にサイトを運営しているだけでは、この「大通りでの見え方」はまったく分かりません。何という言葉で検索されているのか、何位に表示されているのか、見えてすらいないのか。サーチコンソールは、その検索結果での”看板の見え方”を可視化してくれます。前回ご紹介したGA4が「店内に入ったお客様の動き」を見る道具なら、サーチコンソールは「お店に入る前、大通りでの見られ方」を見る道具だと考えてください。
サーチコンソールでできること|事業主がまず見るべき3つのこと


サーチコンソールでできることは多岐にわたりますが、事業主の方がまず押さえるべきは次の3つだけです。
1. どんな言葉で検索されて、サイトにたどり着いているか
利用者が「どんな言葉(検索キーワード)で検索して、あなたのサイトにたどり着いたか」が分かります。
これは非常に価値のある情報です。たとえば飲食店なら、自分では「レストラン」で探されていると思い込んでいたとします。ところが実際は「(地名) 個室 記念日」でよく検索されていた、という発見が出てくるのです。お客様が実際に使う言葉が分かれば、その言葉をページに反映して、さらに見つけてもらいやすくできます。
2. 検索結果に出ているのに、クリックされていないページはどれか
あなたのページが検索結果に「何回表示され(表示回数)」「何回クリックされたか(クリック数)」、そして「平均で何位に表示されているか(掲載順位)」が分かります。
ここで「表示はされているのにクリックされていない」ページが見つかったら、それは大きなチャンスです。看板は見えているのに素通りされている状態なので、タイトルや説明文を魅力的に変えるだけで、広告費をかけずにアクセスが増える可能性があります。
3. そもそもGoogleにページが載っているか
作ったページがGoogleにきちんと認識(インデックス)されているかも確認できます。
意外に思われるかもしれませんが、ページを公開してもGoogleに見つけてもらえず、検索結果に一切出ていない、ということは珍しくありません。看板を出したつもりが、誰の目にも触れない裏路地に立てていた、という状態です。サーチコンソールなら、その載っていないページを見つけ、Googleに登録をうながせます。
GA4とサーチコンソールは「車の両輪」|来る前と来た後
ここで、前回のGA4との関係を整理しておきます。両者はどちらも無料で、役割がきれいに分かれています。
サーチコンソールは「お客様がサイトにたどり着く”前”=検索での見つけられ方」、GA4は「たどり着いた”後”=サイト内での動き」を見る道具です。検索で見つけてもらい(サーチコンソール)、入ってきた人が問い合わせまで進むか(GA4)。この前後がそろって初めて、集客の全体像が見えます。
車にたとえれば、片方だけでは前に進めない「両輪」の関係です。広告に頼り続ける状態から抜け出したいなら、まずはこの2つを土台として入れておくことをおすすめします。あわせて、前回の記事「GA4でできること」もご覧いただくと、来た後の動きの見方がつかめます。


サーチコンソールが見えると、何が良くなるのか


最大のメリットは、広告費に依存しない「検索からの無料集客」を、勘ではなくデータで育てられるようになることです。
広告は止めれば流入も止まりますが、検索からの流入は資産のように積み上がります。サーチコンソールがあれば、「実際に検索されている言葉」「あと一歩でクリックされそうなページ」が分かるので、どこを手直しすれば検索からの集客が伸びるかが具体的に見えます。やみくもに記事を増やすのではなく、効くところにだけ手を入れられるのです。
これは、広告という”蛇口”に加えて、自然に水が湧く”井戸”を持つようなものです。長く事業を続けるほど、この井戸の価値は大きくなっていきます。
サーチコンソールを始めるときに知っておきたいこと


サーチコンソールは無料で、すでに公開しているサイトにも後から導入できます。ただし、いくつか押さえておきたい点があります。
まず、利用を始めるには「このサイトの持ち主である」ことをGoogleに証明する手続き(所有権の確認)が必要です。難しくはありませんが、サイトの作り方によって方法が異なるため、不安な場合は制作者に任せると確実です。
次に、データが表示されるまで数日かかり、検索の傾向は数週間から数か月の蓄積で見えてきます。早く入れるほど、判断材料が早く育ちます。
そして、最初から全機能を使う必要はありません。前述の「検索された言葉」「表示とクリック」「インデックス状況」の3つを見るだけで、十分に役立ちます。
よくある質問
- サーチコンソールとアナリティクス(GA4)の違いは何ですか?
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サーチコンソールはサイトに来る「前」、つまりGoogle検索での見つけられ方(検索された言葉・表示順位・クリック)を見るツールです。GA4は来た「後」、つまりサイト内での行動を見ます。役割が前後で分かれており、両方そろえると集客の全体像が分かります。
- サーチコンソールは無料ですか?
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はい、完全に無料で利用できます。Googleアカウントがあれば、広告費や月額費用をかけずに、検索でのパフォーマンスを把握できます。中小規模のサイトなら無料版で十分です。
- 「サチコ」とは何のことですか?
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Googleサーチコンソールの略称・通称です。Web担当者やマーケターの間で「サチコ」と呼ばれることが多く、指している内容はGoogleサーチコンソールとまったく同じです。
- ブログやホームページを作ったら、まず何をすればいいですか?
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まずサーチコンソールに登録し、サイトマップを送信してGoogleにページを認識してもらうのがおすすめです。その後は「どんな言葉で検索されているか」を確認し、よく検索される言葉をページに反映していくと、検索からの集客が育ちやすくなります。



サーチコンソールで「検索された言葉」と「表示・クリック」の2つだけ見てみましょう。



検索でどう見られているかが分かるんですね。広告だけに頼らずに済みそうです。



来る前のサーチコンソールと、来た後のGA4は両輪です。2つそろえると集客の全体が見えますよ。



では両方そろえてみます。まずは検索からの集客を育てるところからですね。
まとめ
Googleサーチコンソールは、Google検索という大通りでのあなたのお店の”看板の見え方”を教えてくれる無料ツールです。「どんな言葉で検索されているか」「表示されているのにクリックされていないページはどれか」「そもそもGoogleに載っているか」が分かるだけで、広告費に頼らない検索集客を、データを根拠に育てられます。
そして、サイトに来る”前”を見るサーチコンソールと、来た”後”を見るGA4は車の両輪です。広告という蛇口だけに頼る状態から抜け出す第一歩として、まずはこの2つを土台に据えてみてください。









