【初心者向け】Webサイトを作った後に放置していませんか?「保守」が必要な理由を、専門用語なしで解説

【初心者向け】Webサイトの「保守」記事のアイキャッチ画像。Webサイトを「家」に見立て、人が水をやったりロボットが修理したりして大切に育てている優しいイラスト。タイトル文字:「放置は危険!専門用語なしでやさしく解説」「安心して本業に集中するために」

「ホームページがついに完成した!」 多くの方がそう言って安心されますが、実はそこからが本当のスタートです。Webサイトは、一度作れば永久にそのまま使えるポスターのようなものではありません。 放置していると、ある日突然映らなくなったり、悪い人に乗っ取られたりすることがあります。 なぜそんなことが起きるのか?それを防ぐにはどうすればいいのか? 専門用語を使わずに、わかりやすく解説します。

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「保守」ってなに? 家と車で想像してみましょう

「Webサイトの保守」と言われてもピンとこないかもしれませんが、私たちの身近なものに例えるとすぐに理解できます。

家に例えると:「掃除」や「修繕」です

Webサイトは、インターネットという土地に建てた「家」です。 新築の家も、何年も放置すれば屋根が傷み、外壁が汚れ、鍵が壊れてしまいます。そうなると、誰もその家(お店)に入りたくありません。 長く住み続けるために、屋根を直したり、防犯カメラを点検したりする作業。これがWebサイトの「保守」です。

車に例えると:「車検」です

車を買った後、ガソリンを入れるだけで何年も走り続けることはできません。オイル交換や車検をしないと、いつか必ず故障して動かなくなります。 Webサイトも同じで、24時間365日休まず動いてもらうためには、定期的な点検(=保守)が必要不可欠なのです。

Webサイトの保守を家と車に例えた図解。左側は家の屋根修理や掃除をしている様子で「家に例えると:掃除や修繕」、右側は整備工場で車を点検している様子で「車に例えると:車検」と記載されているイラスト。

Webサイトを維持するための3つの仕事

Webサイトを公開した後にやるべきことは、大きく分けて3つあります。

  1. 保守(守る):サイトが壊れないように、安全に見られる状態を保つこと。
  2. 更新(伝える):お知らせやブログなど、新しい情報を載せること。
  3. 運用(広める):たくさんの人に見てもらうための工夫をすること。

この中で一番大切なのが「保守」です。お店(サイト)自体が壊れて開かなくなってしまっては、新しい商品(情報)を並べることも、お客さんを呼び込むこともできないからです。

なぜお金がかかるの? 3つの維持費(インフラ)

Webサイトを表示し続けるためには、最低限支払わなければならない3つの費用があります。これも家で例えられます。

サーバー(=土地代)

Webサイトのデータを置いておく場所のことです。 この契約(家賃の支払い)が切れると、データがすべて消えてしまい、サイトが表示されなくなります。

ドメイン(=住所の更新料)

「〇〇.com」や「〇〇.co.jp」といった、インターネット上の住所のことです。 これには有効期限があります。更新手続き(契約更新)を忘れると、その住所は使えなくなり、最悪の場合は他の誰かにその住所を取られてしまいます。一度取られると、取り返すのは非常に困難です。

SSL証明書(=セキュリティの鍵)

サイトの通信を暗号化して守るための仕組みです。 これの期限が切れると、お客様があなたのサイトを開こうとしたときに「このサイトは安全ではありません」という怖い警告画面が出てしまいます。これではお客様が怖がって帰ってしまいます。

Webサイトの維持費(インフラ)を家の構造で解説した図。土台となる土地が「SERVER(サーバー代)」、住所の看板が「DOMAIN(ドメイン更新料)」、ドアの鍵が「SSL CERTIFICATE(SSL証明書)」であることを示しているイラスト。

放置するとどうなる? セキュリティの話

Webサイトを動かしているプログラム(ソフトウェア)は、スマートフォンのアプリのようなものです。古くなると危険な状態になります。

「スマホのアップデート」と同じです

スマートフォンを使っていると「アップデートしてください」という通知が来ることがあると思います。あれは、新しい機能を追加するだけでなく、セキュリティの穴(弱点)を塞いでいるのです。 Webサイトも同じで、定期的にアップデートしないと、セキュリティの穴が開いたままになり、そこからウイルスが入ってしまいます。

泥棒(ハッカー)は誰でも狙います

「うちは小さな会社だから狙われない」というのは間違いです。 インターネット上の泥棒は、プログラムを使って自動的に「鍵が開いている家(セキュリティの甘いサイト)」を探し回り、無差別に攻撃してきます。 もし乗っ取られると、あなたのサイトを見たお客様にウイルスを感染させる「加害者」になってしまう危険性さえあります。

もしもの時の「タイムマシン」(バックアップ)

どんなに気をつけていても、トラブルが起きることはあります。操作ミスで大事なページを消してしまったり、画面が真っ白になったりすることもあります。 そんな時に役立つのが「バックアップ」です。 これは、サイトのデータをコピーして別の場所に保存しておくことです。これがあれば、何かあっても「トラブルが起きる前の状態」に時間を巻き戻して、すぐに元通りに直すことができます。 これがないと、またゼロから何十万円もかけてサイトを作り直すことになってしまいます。

セキュリティ対策とバックアップのイメージ図。スマホのアップデート(絆創膏)、放置されてボロボロになった家と管理された家、壊れたWebサイトがバックアップによって修復される様子を描いた3つのイラストセット。

結局、誰に頼めばいいの?

「保守」は専門的な知識が必要な作業です。では、どのように依頼すればよいのでしょうか。

「保険」と考えて依頼する

保守費用は、毎月数千円から数万円かかります。「何も起きていないのにお金を払うのはもったいない」と思うかもしれません。 しかし、これは「何も起きないようにするための保険料」です。 月々の費用を惜しんで、トラブルが起きた時に数百万円の損害を出すリスクを考えれば、プロに任せる価値は十分にあります。

依頼する時の注意点

制作会社に保守を頼むときは、以下のことを確認しましょう。

  • 「ドメイン(住所)」の名義は誰か?:必ず「自社の名義」にしてもらいましょう。制作会社の名義になっていると、将来トラブルになったときに住所を使えなくなることがあります。
  • どこまでやってくれるか?:アップデートや、壊れた時の復旧作業も料金に含まれているか確認しましょう。

難しい管理が不要なサービスもあります

最近では「Studio(スタジオ)」のような、難しい更新作業が不要な新しいWebサイト作成サービスも増えています。 これらは、面倒なセキュリティ対策をサービス側が自動でやってくれるため、管理がとても楽になります。これからサイトを作る、あるいはリニューアルする場合は、こうしたサービスを選ぶのも一つの賢い方法です。

Webサイト保守の依頼方法の比較図。左側は「専門家の保守」として制作会社と握手し保険で守られる様子。右側は「Studioのようなサービス」として、クラウド上で管理されタブレットで簡単に運用できる様子を描いたイラスト。

まとめ:安心して本業に集中するために

Webサイトの保守をプロに任せる最大のメリットは、「サイトが消えたらどうしよう」という心配から解放され、皆さんが本来の業務に集中できることです。 いつでも綺麗で、安全に表示されるWebサイトは、お客様からの「信頼」に繋がります。大切な会社やお店の顔であるWebサイトを、長く安全に守ってあげてください。

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