【初心者向け】失敗しないレンタルサーバーの選び方とおすすめ3選

日当たりの良い部屋でノートパソコンを開きWeb制作やブログ執筆をする女性

Web制作の世界へ足を踏み入れたばかりの初心者の方へ。新しい環境でスタートを切り、期待と不安が入り混じっている時期ではないでしょうか。HTMLやCSSの勉強を始め、いざ自分のサイトを公開しようとした時、最初にぶつかる大きな壁が「サーバー」です。

「サーバーって何?」 「種類が多すぎて何を選べばいいかわからない」 「失敗してお客様に迷惑をかけたくない」

そんな悩みを抱えていませんか。私もフリーランスとして独立した当初は、サーバーの知識が曖昧で、どのサービスを選べば良いのか途方に暮れた経験があります。サーバー選びを間違えると、Webサイトがなかなか表示されなかったり、急に見られなくなったりして、クライアントや周囲に迷惑をかけてしまうこともあります。

ですが、安心してください。この記事では、Web制作の経験がある私が、専門用語をできるだけ使わず、初心者の方が自信を持って選べるレンタルサーバーについて、わかりやすく解説します。これを読めば、サーバーに対する苦手意識がなくなり、安心してWebサイト制作の第一歩を踏み出せるようになりますよ。

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レンタルサーバーって、そもそも何?

まずは、レンタルサーバーというものが一体何なのか、イメージを掴んでいきましょう。難しい言葉は使いません。よく「家」の例え話が使われます。

あなたがこれから作るWebサイトを「家」だとします。インターネットという広い世界の中に、あなただけの家を建てるイメージです。家を建てるためには、まず何が必要でしょうか。そうです、「土地」が必要ですよね。

この「土地」にあたるのが、サーバーです。そして、その家の場所を示す「住所」にあたるのがドメイン(「.com」や「.jp」で終わるURLのこと)です。

土地(サーバー)がなければ、どんなに立派な家(Webサイト)を作っても、インターネット上に置くことができません。

自分で土地を買って整備し、管理し続けるのは、専門的な知識も必要で大変な作業です。そこで、専門の会社があらかじめ整備してくれた土地の一部を、月額料金を払って借りるのが一般的です。これが「レンタルサーバー」というサービスです。

土地にも、広さや地盤の強さ、管理人が常駐しているかどうかなどの違いがあるように、レンタルサーバーにも性能やサービスの違いがあります。Web制作一年目のあなたにとっては、まず「安心して家を建てられる、管理の行き届いた土地」を選ぶことが、何よりも大切になります。

サーバーを土地・ドメインを住所・Webサイトを家に例えた仕組みの解説イラスト

初心者が失敗しない、サーバー選び3つのポイント

レンタルサーバー会社はたくさんありますが、初心者が見るべきポイントは実はシンプルです。あれもこれもと比較する必要はありません。以下の3つのポイントだけ押さえておけば、大きな失敗は防げます。

Webサイトの表示速度(速さ)

これは、お店の開店準備の速さに似ています。お客さんがお店(Webサイト)の前まで来たのに、ドアがなかなか開かなかったらどうでしょう。「もういいや」と帰ってしまいますよね。

Webサイトも同じで、クリックしてから表示されるまでの時間が長いと、せっかく見に来てくれた人が離れていってしまいます。表示速度は、Googleなどの検索エンジンの評価にも影響するため、非常に重要です。「高速化」に力を入れているサーバーを選びましょう。

困ったときのサポート体制(安心感)

初めてサーバーを扱う時、トラブルはつきものです。「設定方法がわからない」「急にサイトが表示されなくなった」といった時に、すぐに相談できる相手がいるかどうかは、心の安定に直結します。

これは、マンションの管理人のような存在です。何かあった時に、メールだけでなく、チャットや電話で気軽に質問できる、初心者向けのサポートが手厚い会社を選ぶと安心です。特に、すぐに回答が得られる電話サポートやチャットサポートがあるかは要チェックです。

利用料金(コスト)

最後は料金です。これは毎月かかる家賃のようなものです。安ければ安いほど良いと思いがちですが、あまりに安すぎるサーバーは、性能が低かったり、サポートが不十分だったりすることがあります。

逆に、高機能すぎて使いこなせない高額なプランを契約する必要もありません。初心者の方であれば、性能と価格のバランスが取れた、月額1000円前後のプランがおすすめです。まずはこの価格帯を基準に検討してみましょう。

サポート体制・納得の費用感を表すアイコンと握手をする2人のイラスト

経験者が厳選!おすすめレンタルサーバー3選

それぞれの特徴を細かく見ていく前に、今回ご紹介する3つのサーバーの主要なスペックを一覧で比較してみましょう。Web制作の現場でよく選ばれる、コストと性能のバランスが良いプランで比較しています。

サーバー名おすすめプラン月額料金(目安)初期費用特徴
XServerスタンダード990円〜無料(キャンペーン時)国内シェアNo.1の圧倒的な安定感
ConoHa WINGベーシック990円〜無料国内最速クラスの表示速度
ロリポップ!ハイスピード550円〜無料お財布に優しい低価格設定

※料金は契約期間やキャンペーン状況によって変動するため、必ず公式サイトで最新価格をご確認ください。

XServer (エックスサーバー):安定と信頼の定番

Web制作の現場で最も多く使われている、と言っても過言ではない定番のサーバーです。長年の運用実績があり、「サーバーが落ちた(停止した)」という話をほとんど聞きません。

また、本来なら難しいWordPressの設置がわずか数分で完了する「WordPressクイックスタート」という機能が標準で備わっているため、技術的な知識がない初心者の方でも迷わずブログを開設できます。

良い点(メリット)

  • 国内シェアNo.1の実績があり、トラブルが非常に少ない
  • 利用者が多いため、困ったときに検索すればすぐに解決策が見つかる
  • 管理画面が多機能で、将来的にプロとして活動する際もそのまま使える

知っておきたい注意点(デメリット)

  • キャンペーン期間外だと、初期費用(3,300円程度)がかかる場合がある
  • 管理画面の項目が多く、初めて見る人は少し驚くかもしれない(慣れれば使いやすいです)

こんな人におすすめ

  • とにかく失敗したくない人、将来的にサイトへのアクセスが増えてもサーバー移行をせずに使い続けたい人。

ConoHa WING (コノハウィング) :速度と使いやすさの新鋭

比較的新しいサービスですが、その分、最新の技術を使っていて表示速度が非常に速いのが特徴です。Webサイトの表示速度はGoogleの検索順位にも影響するため、ブロガーやアフィリエイターの方から絶大な支持を得ています。

こちらも「WordPressかんたんセットアップ」という機能があり、申し込みと同時にサイトが出来上がります。管理画面が今風のすっきりとしたデザインで、どこに何があるかが直感的にわかりやすく作られているのも大きな魅力です。

良い点(メリット)

  • Webサイトの表示速度が国内最速クラス
  • 初期費用が常に無料で、月額料金も抑えられているため始めやすい
  • 管理画面がモダンでわかりやすく、直感的に操作できる

知っておきたい注意点(デメリット)

  • XServerに比べると運用歴が浅いため、ネット上の情報量がわずかに少ない
  • 土日祝日は電話サポートが休みのため、急ぎのトラブル時はメールかチャットになる

こんな人におすすめ

  • Webサイトの「表示速度(サクサク動くこと)」にこだわりたい人、古臭い管理画面が苦手で、スマートに操作したい人。

ロリポップ:圧倒的なコスパと優しさ

「まずは気軽に始めてみたい」という方におすすめなのがこちらです。他のサーバーに比べて料金プランが非常に安く設定されており、お小遣い程度の金額から始められます。

昔からある老舗のサービスですが、近年大幅にリニューアルされ、速度も安定性も格段に向上しました。特に「ハイスピードプラン」を選べば、他社にも引けを取らない性能を安価に利用できます。また、マニュアルの丁寧さは業界でもトップクラスです。

良い点(メリット)

  • 月額料金が安く、長期契約での割引率も高い
  • 「同時アクセス数拡張」など、サイトの成長に合わせた機能追加が柔軟
  • サポートやマニュアルが初心者目線で作られており、非常に親切

知っておきたい注意点(デメリット)

  • 最安値の「エコノミープラン」などはWordPressが使えない、または遅い場合があるためプラン選びに注意が必要
  • バックアップからの復元が一部有料オプションになる場合がある

こんな人におすすめ

  • まずはコストを抑えてスモールスタートしたい人、難しい専門用語よりも「わかりやすさ」や「親しみやすさ」を重視したい人。
スピード・コストパフォーマンスの3つのメリットを示すアイコン画像

まとめ

今回は、Web制作一年目の方向けに、レンタルサーバーの基礎知識から選び方のポイント、そしておすすめのサービスまでをご紹介しました。

サーバーは、あなたのWebサイトという「家」を建てるための大切な「土地」です。難しく考えすぎず、「速度」「サポート」「料金」の3つのバランスを見て選べば大丈夫です。

今回紹介した3つのサーバー会社は、どれも多くのユーザーに支持されており、大きな失敗はありません。多くのサーバーには「10日間の無料お試し期間」などが用意されています。

まずは、気になったサーバーの公式サイトを見て、無料お試しに申し込んでみましょう。実際に管理画面を触ってみることで、「意外と自分でもできそう」という感覚が掴めるはずです。習うより慣れろ、です。あなたのWeb制作ライフが、素晴らしいものになることを応援しています。

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